学生時代から、本音のコミュニケーションが欠かせない
採用活動において学生と話していると、模範的な回答に終始している学生が多く見受けられます。それは、「面接におけるベストな答えはこれ」というように決めつけてしまっているからなのではないでしょうか。それでは、その人の魅力は伝わってきません。面接官の立場として学生に聞きたいのは、学生生活において、自分を出せた瞬間は何か、ということです。そこに、その人のパーソナリティが表れ、人として興味を惹かれます。だからこそ、ある意味自分をさらけ出して欲しいと思います。また、仕事においても同じですが、表面的な会話だけでは、気持ちは伝わりません。仕事は一人ではできないもの。仲間と協力して一つの仕事で大きな成果を出すためには、本音のコミュニケーションが欠かせないのです。友達同士でもかまいません。学生時代に、さまざまな人と本音で語るようにしてください。そうすることで、人としての魅力が養われていくのだと思います。
一つひとつの小さな成功体験が自己成長の糧
仕事の楽しさとは、人それぞれに異なるもの。しかし私の経験上、仕事の楽しさを生み出すのは、充実感だと思います。では充実感をどう感じるか。それは、自分なりの目標を立て、それを少しずつクリアしていくことで生まれるのではないでしょうか。ただし、やみくもに前の事例を踏襲するだけでなく、自分なりに考え、アイデアを加えてやってみることが重要です。それを続けていくうちに、ある仕事を振り返ったとき、前にはできなかったことが、何かひとつでもできるようになっていると実感することがあります。それはもちろん、自分ひとりの力でできた訳ではありません。しかし、どれだけその仕事を自分のものにしていたかによって、結果に対する満足感に違いが出るのは明白だと思います。そこに、仕事の喜びが隠されているのではないでしょうか。
一つひとつの仕事に対して全力でぶつかり、後悔ではなく反省をする。その積み重ねで得た成功体験が、自己成長の糧となるのです。可能性を成功へと導くには、動くしかありません。自分を信じて、素直な気持ちで、動き出してください。それが、キャリアデザインの始まりです。
人事部 採用室 主幹
西脇 敏博氏
1983年入社。入社後、17年間の国内営業部門を経て、2001年より現職。日々多くの学生や社会人転職希望者と面談を行う中で、いかに納得感を持って入社していただけるかを意識しながら業務を推進。








