プロ意識と自分への客観的な評価、起業家マインド
私が考える社会人として必要なもの。そのひとつは、会社という組織に所属していながらも、一人でどれだけのことができるかというプロ意識です。このプロ意識をもちつづけて仕事を行っていくためには、自分のレベルを常に客観的な視点から把握しておくことも必要です。たとえば当社が就職セミナーを開催した場合、「松下電器産業」という企業名を聞いて参加してくる学生の皆さんもたくさんいると思います。しかし、私たちにとって大切なのは動員にとどまらず、参加された学生のみなさんから共感を得て、最後まで心を惹きつけるプレゼンテーションができるかどうかです。そのために私は「松下」という企業名に頼ることなく、プレゼンテーションを行う自分への客観的な評価を基準として仕事に臨んでいます。
世の中から見た自分に対する評価は、予想以上にシビアなもの。そのため、会社に所属しているから自分ができること、会社を離れても自分ができることを同じレベルに維持していくことが大切なのです。そして、それを自覚していれば欠如しているものを補い、秀でた能力を伸ばしてより成長していくことができます。
そしてもうひとつは、起業家という立場で物事を考えられるかどうか。世の中に不足しているモノやサービスは何かということを常に意識して仕事に取り組んでいけば、鋭敏な感覚を活かして斬新なアイデアを生み出すことができるはずです。
就職活動は余裕をもって、自然体で臨んでください
就職活動を行う上では基本的な自己分析なども必要ですが、それと同時に自分自身のフィーリングに頼ってみる部分があってもいいのではないでしょうか。たとえば好きな人ができた場合、直感的なものってありますよね(笑)。就職活動についても、「この会社は何か面白そう、フィーリングが合いそう」といった動機で自分に素直な気持ちで臨めば、実際に入社した後でも余裕をもって働けると思います。
長い人生は何があるかわからないし、必ずしも自分の思い描いた通りにいくとは限りません。私が入社して初めて担当した仕事は、希望職種ではなかったSEでした。でもその後は希望の営業職でITスキルを活かし、また海外(フランス)勤務も経験。そして現在では採用の仕事に従事しています。入社前の予測と違いはあったものの、充実した日々を過ごしてきました。未来を楽しむくらいのスケール感。みなさんにも是非もっていて欲しいですね。
そして学生時代にはスポーツ、勉強、趣味など、何でもいいので主体的に取り組んでください。社会人になれば、その経験が必ず役立ちます。この仕事には前任者がいないといった場合でも「だったら自分がやります!」と最初に手を上げる人は、当社に限らずどこの会社でもウェルカムでしょうから。
グループ採用センター
小林 真里氏
1992年入社。入社後5年間のSEを経て、システム営業部門へ異動。国内営業を2年半担当し、海外営業としてフランスへ赴任。携帯電話のマーケティングを2年間担当。帰国後のリクルーター経験を契機に2002年から現職。1児の母。「採用担当者として、スケール感をもった学生の方々とぜひお会いしたいですね」。







