表面だけを見ていては、その本質を捉えることはできない。
その会社で何をやれるのか、そして思い描く将来につながる選択なのか。
自分の生き方まで考えて、会社を選び、仕事に取り組んでほしい。
50代、あなたは何をしていたいですか?
私は、“出会い”から大きな刺激を受けてきました。たとえば大学2年生の終わりごろ、将来のことを考え始めた時期に出会った方から「20代・30代・40代・50代それぞれでやりたいことを考えた方がいい」という助言をいただいたことが印象に残っています。会社選びは、自分の人生を大きく左右する出来事。だからこそ、長期的な展望が必要です。どんなことをしていきたいか、常にその軸となるのが、自分が各年代で何をしていたいかという目標だと思います。
就職活動においては、目先の20代で何ができるかに固執しがちです。でも、自分が50代になって何をしたいかを考えると、今の自分に足りないこと、それまでに何をやるべきかが見えてくるでしょう。
自分の夢を叶えられる企業探しを
私には“人と違うことがしたい”“世界No.1を目指したい”という夢があります。就職活動では、どの企業に入ればその夢が実現できるのかを考えました。さまざまな業界・企業を見た中で、私が株式会社デンソーを選んだのは「海外を含めた広いフィールドで活躍できること」「大学で学んだマーケティングとファイナンスを活かせること」「世界1位になれる企業であること」という3つの理由です。つまり、自分の得意分野を活かしながら、世界の最前線で、世界を相手にして仕事ができることに魅力を感じたのです。
入社後、すぐにすべての希望が叶ったわけではありません。しかし、実際に働いて、どのような仕事からも自分の夢を意識すれば、常に自己成長ができるのだと気づいたのです。
世界を相手にする夢が叶った
私が配属になったのは、携帯電話の国内向け事業の部署。世界を相手にしたかった私にとって、希望通りではありませんでした。しかし、その部署では商品企画など、学生時代に学んだマーケティングの知識をさらに深めることができたのです。
そして転機は訪れました。入社4年目に異動したITS事業部では、海外向けのカーナビゲーションシステムの事業企画を担当することになったのです。カーナビの機能や、販売のタイミング、ボリューム、価格などを考える仕事です。開発や購買、製造など他部署と協力しながら、全体をコーディネイトする役割を担い、市場の動向を踏まえながら利益をいかに確保するかなど、ファイナンスの知識を活かし、常に新しい戦略を考えていました。
心の底から、楽しいと言える
仕事は、自分一人の希望通りに進むわけではありません。他部署との連携は欠かせませんし、従来のやり方を変えるには相当のエネルギーが必要です。人と違うことがしたかった私は、過去に成功してきたやり方を超えるための努力は惜しみませんでした。
そんな中、2005年に初めて行った海外出張で衝撃を受けたのです。そこで出会った世界中の人たちは、私とは異なる発想や手法を持っていました。私は、自分の努力不足と広い視野の必要性を痛感。そのとき以来、これまで以上に自分に厳しく、アイデアを振り絞りながら、未来の自分が今の自分に納得できるかを問いながら仕事をしています。だからこそ、今は心の底から、仕事が楽しいと言えるのでしょう。
ITS企画部 企画1室 担当部員
伊橋 望氏
1998年入社。入社以来、一貫して企画に従事。2002年より現在の部署にて、海外向けカーナビの企画業務を担当。グローバルな拡販に成功し、現在はETCなども含めたITS事業全体の事業企画を推進。近々海外へ赴任予定。








