営業ベースにキャリアを積んで13年。やりたいことにはどんどん手を挙げてきた。
やりたいことをやってそれをステップに次に進める、だから仕事は面白い。
“一国一城の主になりたい!”の思いを胸に
この仕事を選んだ理由は2つあります。1つには、大学生になって極真空手をはじめたので、体力作りの基本である食の重要性を認識したということ。また、きちんとした食事が出るという理由で魚料理屋のアルバイトをしていたので、そこで食に携わる仕事に興味を持つようになりました。そして就職活動を機に漠然とした食への関心が具体的になり、消費者に最も近い小売りの現場で仕事をしたいと思いました。理由のもう1つは、単純に“一国一城の主”に魅力を感じていたからです。店長として営業の最前線に立って活躍したい、それには若くても店長になれるシステムのある会社ということで当時のジャスコ(現イオン(株))に入ったのです。
着実に積んできたキャリアを一旦リセット
入社して最初の配属は畜産売場でした。そこを出発点にリカーショップ、グロサリー等、担当も店舗もいろいろ配属されて、食品に関する様々な知識と経験を積みました。異動のたびに新しい商品知識や店舗の特性、顧客層や売れ筋等々学ぶことは多かったのですが、仕事の充実感は大きく、食品分野のエキスパートとしての道を着々と歩んでいる実感がありました。入社6年目を前にして、ここまで自分の希望通りにキャリアを積んできたのですが、より幅広い視野と思考の必要性を痛切に感じていました。そこで、社内の国内留学制度に応募し、2年間企業に籍を置きながら大学院で勉強しようと決断しました。私としては考え抜いて一旦キャリアをリセットしたわけです。
入社8年目で念願の店長職に就任
留学は大きな転機になりました。勉強を通じて幅広い交流と人脈ができ、視野の広がりと思考の深まりを持って職場に戻りました。復帰した現場は食料品中心の地域スーパー、しかも店長職。待望の店長職に31歳の若さで就いたのですから、できる限りの苦労はしようと心に決めました。店舗で働く仲間をいかにまとめ、働きやすい環境をどう作ってもり立てていくか、マネジメントの難しさを実感しながら仕事に邁進の日々でした。そうして2年後には新規店をゼロから創る体験をして店長の醍醐味を味わい、2007年に広域商圏を持つ総合スーパーの店長に就任。今までとは格段に違う店舗規模、地域への影響力に身の引き締まる思いと、やり甲斐を感じているところです。
どんな状況も自分の成長のプラスにする
“一国一城の主になる”…これは私にとって目標であると同時に行動規範でもありました。職業柄、異動が頻繁で、その度に新たな職場で上手くやれるかどうか不安になります。でも、“店長”という目標を常に意識していたので、不安を勉強へのエネルギーに換えて自己啓発に努め、担当する新たな仕事も遭遇する難題も自分を鍛える材料と考えてきました。どんな状況でも考え方次第で自分の成長のプラスにできるのです。大切なのは、自分なりの目標を常に意識しながら、会社と自分にとっての仕事の意味をきちんと見出すこと。そうすれば、どんな状況にも柔軟に対応でき、仕事を楽しむ余裕も充実感も得られるはず。それが自分の夢をかなえる近道だと思います。
栃木群馬事業部佐野新都市店 店長
川戸 義満氏
1994年入社。入社後、食品部門を丸6年経験した後、国内留学制度で2年間勉強の機会を得る。その後、食品スーパーの店長を3年半経験した後、2020年のグループビジョン策定に携わる。2007年4月より現職。








