コンピュータやITの専門知識より重要視されるのは人間性。
人の気持ちがわかる感受性を磨くことが大切だと感じている。
「失敗」を「教訓」にして
インストラクター業務は、お客様にシステムを納品し、それが正常に稼働するように環境設定を行い、それから操作方法を指導させていただくという仕事です。ですから、社内でもお客様に接する時間や回数がいちばん多い仕事ともいえます。それだけに、お客様にとっては自分が会社の顔になるという意識を持って仕事をすることが大切だと肝に銘じています。
実は仕事に慣れ始めた頃、ほかの業務に追われて、お客様の業務への理解を深める前に「何とかなるだろう」とお客様先に行ったところ、質問にも満足に答えられず、まったく操作説明にならなかったという大失敗をしたことがありました。
私達のお客様は、それぞれ人事や経理のプロフェッショナルです。生半可な知識でごまかそうとしてもすぐばれてしまいますし、何より信用していただけません。私がミスをすると、システムを作った開発の人や先輩の苦労を台無しにしてしまう。それからは、どんなに忙しくても業務内容をきちんと理解してから出るように心掛けています。
みんなに支えられてこそできる仕事
ある時、お客様に納品したシステムが動かないというトラブルがあり、一人で向かったものの、どうすればいいのかまったくわからない状況でした。その時、開発担当者がほかの仕事もあって忙しい中、3時間近く電話で指示をしてくれました。そのお陰で、何とか解決して夜遅くに会社に帰ったら、部署のメンバーが残ってくれていました。あとで話を聞いたら、心配して対応策を考えてくれていたそうなんです。
システム会社というと、常にパソコンに一人で向かっているようなイメージを受けるかもしれませんが、オービックは人と向き合っている時間が長い会社です。「システムは人との対話の中で作るんだ」と上司がよく言っていますが、チームワーク、一体感のすばらしさを実感することができました。
自分自身が商品になるという心意気で
オービックの場合、コンピュータやITの知識よりも人間性を重視して採用するという方針です。実際、私自身もコンピュータに触れたのは大学に入ってからでした。なので、学生時代は多くの人と出会ったり、旅行したりして、自分の枠を広げ、感受性を磨くことが大切だと思います。
私の目下の目標はSEへのステップアップですが、何より、自分自身が仕事を通して身に付けてきた知識や人との関係、それらすべてで、自分の価値を高められるような働き方をしたいと考えています。お客様や仕事仲間に「この人なら」といわれる存在になりたいと。
それを支えてくれているのが、会社のメンバーです。大変な作業でも、周りの人を思い浮かべると、みんなのために頑張らないといけないと思う。それが、私の原動力になっています。
産業ソリューション統括1部
ソリューションシステム部
藤丸 紗由美氏
2005年入社。産業ソリューション統括1部ソリューションシステム部において、広告・IT業界向けのプロジェクト原価管理システムやERPソリューションである「OBIC7ex」のインストラクター業務を担当。現在、新人研修の企画運営スタッフにも選任され、100名を超える全国の新入社員への教育を行うことになる。








