- タレントマネージャー
- 制作センター 東京マネジメントセクション 坪倉 大輔
何事にも真剣に向き合う姿勢を大切にしよう
輝いている人は、人にも仕事にも誠実で基本的なことを大切にしている。
真面目な姿勢がいい結果につながり、厚い信頼にもつながっていく。
コンプレックスが向上心の源に
入社して10年。そのうち約8年間は、タレントのマネージャーをしています。でも入社前は、お笑いのことはほとんど知りませんでした。同期入社した人の中には、お笑いが好きでたまらないという人が大勢います。その人達はタレントのことも、お笑いのこともかなり詳しいわけです。自分がスタート地点から遅れを取っているとわかった時は、かなり焦りました。そこで勉強しようと思い、とにかくできるだけお笑いのテレビ番組やライブを見るようにしたものです。今思うと、このとき必死で学んだ事と、人に負けたくないという強い思いが、私を成長させた気がします。
月日が経って気づいた先輩の言葉
新人の頃は、よく上司や先輩に注意されました。現場では、「早くタレントに上着や飲み物を持って行け」と頻繁に言われたのを覚えています。自分ではきちんと仕事をしているつもりなので、注意されるとガッカリしたり、不満に思ったりもしました。
でも、何年か仕事をするうちに、その言葉の中にタレントや周囲の人にもっと配慮するように、という意味が込められていることに気がつきました。マネージャーの仕事は、タレントのことをまず第一に考えないと信頼関係が築けないし、いい仕事ができません。タイミングよく上着や飲み物を差し出すのは、いつもタレントのことを考える練習でもあったのです。周囲の人を思いやる大切さは、どんなときでも基本です。これからも、それを忘れずに仕事に取り組んでいきたいと思っています。
感激の涙がターニングポイントに
新人の頃は現場にいるだけで、メインの仕事を任されることはありません。でも、どうにかして周囲の人に信頼され、仕事の輪に入りたいと思っていました。そんな頃、担当のタレントがバラエティ番組でフルマラソンをするという企画がありました。そこで何かしらの方法で応援したいと思い、練習から付き合い、本番でも一緒に走ったのです。最初は、タレントに付き合いたいという軽い気持ちでした。しかし、完走した時には感動がこみ上げてきて、思わず大泣きしてしまいました。仕事場で泣いてしまい、照れくさかったです。でも、それからタレントやテレビ局のスタッフが、一人前として認めてくれるようになった気がします。きっと私の真剣な気持ちが伝わり、評価してくれたのでしょう。これが大きな自信につながり、仕事の面白さややりがいが増しました。
学生の皆さんに伝えたいこと
社会で活躍している人は、皆さん非常に真面目です。自分の仕事を誠実にこなし、人の話もきちんと聞いています。こうした基本的なことをしっかりできる人は、周囲からの信頼も厚く、社会人としても、ひとりの人間としても魅力にあふれています。私もこういった人達のように、これからも真剣に仕事と対峙していきたいと思っています。
また、勉強やサークルなどに熱中し、充実した学生時代を過ごすことは大切です。でも、そうでなくても、今後何をしていきたいかがあれば、何も心配することはありません。もし目標が漠然としているなら、いろいろなものを見聞きしたり挑戦したりすれば、その中から何か見えてくるものがあるはず。自分自身がそうだったから、自信を持って言えますね。
制作センター 東京マネジメントセクション
坪倉 大輔氏
1998年入社。入社後、タレントのマネージャー、舞台制作を経て、現在東京マネジメントセクションに所属し、ナインティナインのマネジメントを担当。「ナイナイが面白いと言われるのが、一番うれしい」と話す。







